最初はCHAGEとASKAの声の区別がつきませんでした。見た目は全然違うんだけど、音楽だけ聴いてるとほんとに判らなかったんです。昔は二人の声似てましたよね?当時はテープだったんですが、何度も何度も聴いているうちにだんだん違いが判ってきました。
「基本的に作曲してる方が歌ってるんだな」とようやく気づいて、歌詞カードを見て声の違いを覚えました。そして「CHAGEの声の方がきれいだけど、ASKAの声の方が好きだな」と思ったんです。みなさまも納得されると思いますけど、当時は不思議でしたね。なんできれいな声の方を好きにならないのかなって。ASKAの声の方が味があるというかやわらかいというか、声そのものに幅があるので、1つの音符の中に表情が出せるんですよね。逆にCHAGEの声は細くて鋭い感じがします。曲によってそれぞれの持ち味が生かされています。
元々CHAGEの声を芯としてASKAの声で包み込むような感じで歌うために作られたデュオだそうで。ちょうどアルデンテのパスタのようですね。
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